note-chanのブログ

勝てばいいんですよ、勝てばね

周防桃子のお兄ちゃんになりたい人生でした


皆さんこんにちは、ノートちゃんと申す者です。

S15では2100チャレを二回落としてしまい不甲斐ない結果で終わってしまいましたが一応記録として記事は書いておこうと思います。

※ 最終日はこの構築以外にも色々な構築を握っていましたが(私のXアカウント参照)、今季の最高レートを達成した際に使用していたこの構築で記事を書かせて頂きます。

 

TNノートちゃん 最高2096 最終2043 248位

TNローリング△ 宇宙

サブROMのTNの由来になった曲。周防桃子、最高の女。

是非聞いてください

ローリング△さんかく

 

 

構築経緯

今期は今まで対面や積み展開をメインで使ていましたがサイクル構築に手を出してみようと思いドヒドイデディンルーの並びを使ってみることにしました。ただ、私はサイクル構築を握ったことがほとんどなく、練度が重要な並びをいきなり使うことには抵抗があったため、ドヒドディンルーがサイクル下で毒菱とステルスロックを撒くという点に着目し、この二体の並びに自分の得意な積み展開という戦法を落とし込むことにしました。

今期、積み展開を通すうえで一番の障害となるポケモンであり今期増えていた残飯HBガチグマに勝てるポケモンをエースにする必要があると感じました。そこでタラプ身代わりカイリューなら毒菱との相性も良く、ガチグマにも強く出れると考え採用しました。

次にカイリューを出したくない構築相手に出していくエースを探すことにしました。ランドロス絡みのサイクルに強く出ることができる、ドヒドディンルーの並びを見ると喜々として出てくるラティ兄弟に強く出ることができる、これらの要素を満たしながら毒菱とも相性の良いエースとしてタケルライコパオジアンの二体を採用することにしました。

そして、ラスト1体はここまでの5体では勝てない受けループやキョジオーン絡みに強く出れるポケモンであり、いかにもサイクルしますよ感を演出できるポケモンとして挑発剣舞グライオンを採用して完成しました。

 

 

個体紹介

ディンルー

性格 腕白

特性 災いの器

持ち物 オボンの実

テラスタイプ フェアリー

実数値 261(+244)‐130‐176(+116)×‐119(+148)‐65

技構成 地震、カタストロフィ、ステルスロック、吹き飛ばし

調整 うわっきーさんのパクリ

 

よくあるテンプレのディンルー。ドヒドディンルーの並びでは守るを採用した残飯型が一般的なのに、この型で採用している理由は、この構築の一番太い勝ち筋はサイクル勝ちではなくドヒドディンルーのサイクルで疲弊した相手をラスト一体のエースで抜いていくというものであり、そのために地震やカタストロフィでの削り、ステルスロックによるサイクルとエースの抜き性能の補助、吹き飛ばしによる起点回避性能はどれもこの構築には必要な要素だと考え、あえてテンプレの型での採用をしました。残飯を持っていなくても素の耐久が高すぎて数回程度ならサイクルを回すことが可能なのでこの型での採用は間違ってなかったと思います。また副産物として型の誤認も誘えたのもよかった点です。

 

 

ドヒドイデ

性格 図太い

特性 再生力

持ち物 気合の襷

テラスタイプ フェアリー

実数値 157(+252)‐×205(+116)‐×‐180(+140)‐55

技構成 毒毒、毒菱、黒い霧、自己再生

調整 うわっきーさんのパクリpart2

 

持ち物以外はよくあるドヒドイデ。メンタルハーブではなく気合の襷で採用した理由はドヒドディンルーが誘う零度パオ、剣舞電気テラバパオジアンとの対面において気合の襷を持たせておくことによってHPを満タンにしておけば常に一回は行動が保証されるという点を利用して毒毒や毒菱によるエースのサポートや霧による起点回避に徹底することができるようになる点を評価して採用しました。メンタルハーブではないせいで苦しい立ち回りを強いられることもありましたが、龍舞地面テラカイリュー等のドヒドイデをワンパンしてくるポケモンが想像以上に環境に存在しており、襷で拾った試合も多かったのでこの持ち物での採用は間違っていなかったと思います。

 

 

カイリュー

性格 意地っ張り

特性 マルチスケイル

持ち物 タラプの実

テラスタイプ 飛行

実数値 191(+196)‐176(+44)‐123(+60)‐×‐121(+4)‐126(+204)

技構成 テラバースト、羽休め、身代わり、龍の舞

調整 桜守歌織 かわいい - note-chanのブログ (hatenablog.com)

対ガチグマ用に耐久調整をするか考えたが十分耐久が足りていると感じたので使い慣れてる2シーズン前の個体を流用

 

ガチグマ入りやスタンパに出すエース。ガチグマのノーマルテラスハイパーボイスを~72.2%までで抑えることができるのでガチグマ対面身代わりから入ることで火力アップアイテム以外に全対応しながら起点にすることができます。身代わりと毒菱の相性が非常に良く、非常に扱いやすかったです。シンプルにカイリューというポケモンの持ってる要素が偉すぎてラス1から何回も3縦してくれました。ただ、ドヒドディンルーの並びできつい電気テラスパオジアンに弱い、スケショカイリューの増加など扱いづらい要素も多かったがこの構築の一番の反省点です。

 

 

タケルライコ

性格 図太い

特性 古代活性

持ち物 食べ残し

テラスタイプ フェアリー

実数値 225(+196)‐×143(+148)‐158(+4)‐112(+20)‐113(+140)

技構成 10万ボルト、龍の波動、迅雷、瞑想

調整 H 16n-1(食べ残し最大効率)

   B できるだけ高く

   C、D 瞑想の効率が良くなるように余りを配分

   S 無振りランド+2

ひだかドラピオンさんの調整を自分なりにいじった

 

ランド絡みのサイクルに出すエース。ランドに対してそこまで強いわけではありませんがドヒドの毒やディンルーのステロやカタストロフィで疲弊させてしまえば元のスペックの高さも相まって全然通していけました。このポケモンは迅雷という技の性質上どうしても択を作ってしまい安定感に欠けてしまう印象があると思いますが、この構築では毒菱と残飯を組み合わせることによって迅雷をすかすという行為に対して毒ダメージとHP回復というリスクを押し付けることができるため、択負けのリスクを大幅に軽減することができました。これは余談ですが、最終日諸事情でネカフェでランクマをしていて、21チャレチャレの試合でラス1のライコですべての択に勝利して逆転勝利したのが嬉しすぎて大声で叫んでしまい店員さんに注意され、初ネカフェにして危うく出禁になりかけました。タケルライコ、ガチで危ねえポケモン

 

 

パオジアン

性格 意地っ張り

特性 災いの剣

持ち物 命の珠

テラスタイプ 悪

実数値 155‐189(+252)‐101(+4)‐×‐85‐187(+252)

技構成 嚙み砕く、氷柱落とし、不意打ち、剣の舞

調整 漢のASぶっぱ

 

ラティ兄弟入りの構築に出すエース…のはずだったが想像以上に強くてそれ以外の構築にも出しまくりました。ドヒドディンルーの並びが電気テラパオジアンをめちゃくちゃ呼ぶのですが、この構築の電気テラパオジアンを処理する手段が毒殺と電気テラスを切らせた後にパオで上から殴るくらいしかないガチ欠陥構築なので必然的に選出する機会が多くなりました。このポケモンもライコ同様、不意打ちと毒菱の相性がよく択がある程度緩和されていたので扱いやすかった。悪テラ珠の火力があほすぎて剣舞できたらタイプ相性ガン無視ですべて貫くことができるのがとてもよかったです。強くてかっこいいポケモン、パオジアン。

 

 

グライオン

性格 陽気

特性 ポイズンヒール

持ち物 毒毒玉

テラスタイプ 水

実数値 177(+212)‐123(+60)‐145‐×‐95‐159(+236)

技構成 叩き落とす、挑発、剣の舞、身代わり

調整 H ポイヒ効率最大

   A 余り

   S 最速霊獣ランド+2(一般的な受けループのグライオン+1)

 

ママンロンゲ偽装ロンゲ壁展開を使って遊んでいた時に受けループ対策として入れていた型でしたが奇跡的にこの構築のラスト1ピースに求めていた要素を兼ね備えていたため採用しました。受けループ以外にもヘイラッシャやキョジオーン等の他3体のエースでは勝ちにくいポケモンに強く出れるため選出する機会こそ多くなかったが出した試合はちゃんと勝ってくれました。このポケモンの最も優秀な点は受けループを崩すスピードにあります。この構築は構築上グライオン入りの受けループとの試合ではほぼ必ず初手にグライオンを投げられます。なので、それに合わせて初手にこちらのグライオンを上から叩き落とすとなぜか相手の回線の調子が悪くなり通信が切れてしまい1ターンで勝つことができます(5回マッチングして5回とも1ターン目で切断されています)。仮に試合を続けられたとしても挑発身代わり叩き落とすで相手の回復手段を封じつつ勝つことができます。ただ想像以上に叩き落とすの火力が低いので普通の構築に出す際は注意が必要です。

 

基本選出

ドヒドイデ+ディンルー+エース

基本的にはこれで出します。サイクルで相手を疲弊させてエースを通していくのを基盤にして考えて動きます。カイリュー、ライコは無理矢理サイクル加入させることもできるので必要に応じてサイクル加入させる場合もあります。

 

ドヒドイデ+ディンルーグライオン

エース三体では勝てないと判断した際にする選出です。この選出をする際は8割方TODになるので時間とHP管理を徹底する必要があります。

 

エース3体の中から2体+ドヒドイデorディンルー

どうしてもドヒドディンルーの並びを出せないときにする選出です。できればしたくないですがたまーにやります。

 

あとがき

今期は前期に引き続き2100とるぞー!と意気込んでいたものの結果的に2度の21チャレを落としてしまい、チャンスをものにできず撤退するという形になってしまいました。ただ、サイクル構築というものに形だけでも触れることができたのは必ず今後の成長につながるはずなのでいつまでも引きずらす切り替えて今期も頑張ろうと思います。並びは今まで組んだどの構築よりもきれいにまとまっていると自負していただけに納得のいく結果を残せなかったことは本当に悔しいのでこの気持ちを忘れずに取り組もうと思います。

本当はサブROMのTNローリング△や周防桃子についてキモイ語りをする予定だったのですがありえん溶けてガチでやばいことになってるので今回は控えておきます。

桃子…ごめんな…不甲斐ないお兄ちゃんで…

ここだけの話ローリング△よりデコレーション・ドリ~ミンッ!のほうが好きです。